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江之子島芸術の日々2017「他の方法」
写真:若林 勇人

江之子島芸術の日々2017「他の方法」

江之子島芸術の日々は、日本人の多くが暮らす日常空間「マンション」を主たる展示会場にした、日常を新たな視点で見つめなおすための、新しいアートプロジェクトです。

2017年は「他の方法」というタイトルで、東西の若手芸術家10人によるグループ展を開催します。参加作家は、絵画や彫刻、写真など既存の表現手段を独自のプロセスを用いて発展させて制作をしています。

現状を否定する「別の(Alternative)」ではなく、現状を肯定しながらも同時に「他の方法(Other)」を志向する作家による、日本ならではの新しいかたちのアートプロジェクト。パブリックアートのように美術作品を作品然と「展示」するのではなく、また、地域芸術祭の中心である「参加型アート」でもない、生活のプログラムの中にバグを忍ばせるような、文字通りの「インスタレーション」を行います。

【会 期】

2017.3.10 | | – 19 | | 11:00-19:00
3.13 |月| は休館、3.19|日|は16:00まで | 入場無料

【会 場】

フラッグスタジオ / マークスタジオ / 大阪府立江之子島文化芸術創造センター[enoco] 1F ルーム4
※会場へのアクセスはこちら http://enokojima.info/access

【アーティスト】

佃弘樹、山田周平、長坂有希、木村充伯、彦坂敏昭、若林勇人、村田宗一郎、須賀悠介、杉山卓朗、小池一馬


■江之子島芸術の日々2017「他の方法」展覧会ダイジェスト動画
映像撮影・編集:小池菜津子


佃 弘樹 Hiroki TSUKUDA

1978 年生まれ、東京都在住。自身によって「外の世界(アウターワールド)」と解説される、現実と非現実的とが共存しているかのような世界観を持った作品を制作している。主な展示にPetzel(ニューヨーク/2016)、WARHUS RITTERSHAUS(ケルン/2015)、NANZUKA(東京/2014,09,07)での個展、「FUTURE NATURE」Jack Hanley Gallery(ニューヨーク/2016)、「Unechte Landschaft」BKV Brandenburgischer Kunstverein Potsdam e.V (ポツダム/2015)、「YOU TAKE YOUR CAR TO WORK, I TAKE MY PAINT」(ケルン/2015)、「My Other Car Is A Painting」Galerie Gebr. Lehmann(ドレスデン/2015)への参加がある。
http://nug.jp/jp/artist/hiroki_tsukuda.html

“Black Out Thunder Storm” 2015 mixed media approx 6000x3000mm ©Hiroki Tsukuda Courtesy of NANZUKA

山田 周平 Shuhei YAMADA

写真新世紀優秀賞受賞、GEISAI#14 で最優秀賞の金賞受賞。写真、映像、立体、コラージュ、インスタレーションと様々な作品形式を展開し、権力、社会状況に対する考察を通じて作品を制作している。主な展示にAISHONANZUKA(香港/2016,14)、The Armory Show(ニューヨーク/2013)、AISHO MIURA ARTS(東京/2012,10)、CAPSULE (東京/2012)での個展、「Unclear nuclear」URANO(東京/2016)、「Golden eyes」AISHONANZUKA(香港/2015)、「esonance」ao LaGallery(ホーチミン/2014)、「Leather Japan 2014」Thomas Erben Gallery(ニューヨーク/2014)、「V(ヴィ) 」sprout-curation(東京/2013)への参加がある。
http://shuheiyamada.com/

CAPSULE(東京)での展示風景 2012

長坂 有希 Aki NAGASAKA

1980年生まれ、大阪府在住。国立造形美術大学シュテーデルシューレ・フランクフルトにて修士を取得(2012)。文化庁新進芸術家海外研修制度を受けロンドンで調査、制作(2012-13)。個人的に出会う人、モノ、出来事の文化的・歴史的な背景をリサーチし、自身の記憶や想像をもちいながら繋ぎ合わせて物語を作り、写真、彫刻、音、映像などを使い表現する。主な展示に「Wormhole Travel」京都芸術センター(2016)、「マテリアルとメカニズム」国際芸術センター青森(2014)、「Attention Economy」クンストハーレ・ウィーン(2014)、「Signs Taken in Wonder」MAKオーストリア適用・現代美術館 (2013)、「Zauderberg」フランクフルト現代美術館(2012)への参加がある。
http://www.akinagasaka.net/

“Project T, T for Taut.” 2013 ©Raymond Zakowski, Kunstverein Hannover

木村 充伯 Mitsunori KIMURA

1983 年生まれ、静岡県在住。名古屋造形芸術大学大学院環境造形研究修了(2007)。近年は、木村が「毛が生えるパネル」と呼ぶ、意図的に毛羽立つように設計されたパネルの表面をチェーンソーで削って哺乳類の毛を作っている。主な展示に、ケンジタキギャラリー(名古屋/2016,14,10)(東京/2013,11)、Gallery Kiche(ソウル/2015)での個展、「航行と軌跡」国際芸術センター青森(2015)、「Minimi contrasti」SENSUS – Luoghi per l’ ArteContemporanea (フィレンツェ/2014)、「Seoul Seoul Seoul」チャンドン・アート・スタジオ – 韓国国立現代美術館(2013)、「Il dio delle piccole cose」カーサ・マザッチョ(サン・ジョヴァンニ・ヴァルダルノ/2009)への参加がある。
http://mitsunorikimura.blogspot.jp/

“祖先”(部分) 2016 毛が生えるパネルに油彩 685x845x46mm 写真:タン・ルイ

彦坂 敏昭 Toshiaki HICOSAKA

1983年生まれ、京都府在住。人とイメージをめぐる関係について、絵画や映像制作、ワークショップを通して考察し、広いパースペクティブの中でコミュニケーションとしての絵画とは何かを捉えようとしている。ポーラ美術振興財団在外研修員(イギリス、アイスランド/2015)。ポロック・クラズナーより制作支援を受ける(ニューヨーク/2009)。主な展示に、大原美術館(岡山/2009)、資生堂ギャラリー(東京/2008)、ARCO Solo Project(マドリード/2008)での個展、「現代絵画のいま」兵庫県立美術館(2012)、「TRANS COMPLEX – 情報技術時代の絵画」京都芸術センター/AISHO MIURA ARTS(2011)、「MOTアニュアル2008 解きほぐすとき」東京都現代美術館への参加がある。
http://hicosaka.com/

“Newspaper Sketches of Ocean Waves” 2016

若林 勇人 Hayato WAKABAYASHI

1980年生まれ、東京都在住。日本大学芸術学部写真学科卒業(2003)。2008 年よりフリーランスの写真家として活動。余暇や遊びの中に見出される人間性やままならない自然の崇高さをテーマに近年は写真を撮影している。主な展示に、ギャラリー冬青(東京/2016,10)、hpgrp GALLERY TOKYO (東京/2015)、1839 Contemporary Gallery(台北/2012)、P.G.I.(東京/2008)、新宿ニコンサロン(東京/2008)での個展、「満ちる欠ける」hpgrp GALLERY TOKYO(東京/2015)、「採光」新宿眼科画廊(東京/2011)、「せいめいのれきし」アキバタマビ21(東京/2011)への参加がある。
https://wakabayashihayato.com/

“スタンダード” 2016 インクジェット

村田 宗一郎 Soichiro MURATA

1985年生まれ、奈良県在住。東京芸術大学美術学部先端芸術表現科中退(2009)。第2期HAPSスタジオ使用者(2013-16)。空間や建築にまつわる詩的な考察を出発点とし、絵画、立体、写真、それらを組み合わせたインスタレーションを展開。「遣唐使物語ー名も無き民へのオマージュー(なら100年会館)」では舞台美術を手がける(2016)。主な展示に「I’ve telegraphed and phoned and sent an air mail」HAPSオフィス(京都/2016)、「May of Wives」YODOYA(京都/2014)での個展、「voca展2017」上野の森美術館(東京)、「ネオシチュアシオニストの前日」アラタニウラノ(東京/2016)、「Rendez-vous 12」South African National Gallery (ケープタウン/2012)への参加がある。
http://soichiromurata.com/

“Thawing” 2015 キャンバスにアクリル絵具 1650x2800mm 写真:市川靖史

杉山 卓朗 Takuro SUGIYAMA

1983 年生まれ、兵庫県在住。線、面を反復、再構築し絵画を制作。近年はコンピューターを用いて自身の介入を最小限にとどめた制作をしている。主な展示に、ASYL(大阪/2015)、Yod Gallery(大阪/2008)での個展、「Art Obulist」大府市勤労会館(愛知/2016)、「Talented Japan」(マレーシア/2015)、「typojanchi 2013」 Culture Station Seoul 284(ソウル/2013)、「Art Court Frontier2013#11」ARTCOURT Gallery(大阪/2013)、「巧術展」Spiral(東京/2013)、「Visual Sensation vol.5,」Gallery den mym(京都/2013)、「CHIKURINJI ART EXPERIENCE」竹林寺(高知/2012)への参加がある。
http://takuro-sugiyama.com/

ASYL(大阪)での展示風景 2014

須賀 悠介 Yusuke SUGA

1984年生まれ、東京都在住。東京芸術大学大学院彫刻専攻修了(2010)。サイエンスフィクションや科学哲学などを基にしながら、彫刻を中心に3DCG、映像などを使って作品を制作している。主な展示にLAGE EGAL(ベルリン/2016)、BLOCK HOUSE(東京/2016)での個展、「WINDOWS」Gallery Out of Place(東京/2016)、「中景」ホテルアンテルーム(京都/2016)、「Seeing Things」tokyoarts gallery(東京/2016)、「The glory (of phenomenon) act:1」TEZUKAYAMA GALLERY( 大阪/2015)、「Duality of Existence」Friedman Benda(NY/2014)への参加がある。
http://www.sorganizer.net/

“chronostasis(double clocks)” 2013 ミクストメディア 350x560x70mm

小池 一馬 Kazuma KOIKE

1980 年生まれ、大阪府在住。日本大学藝術学部美術学科彫刻専攻卒業。古い偶像を植物や壺、ドラムセットなどと組み合わせて時空を曲げるような絵画や彫刻作品を制作している。主な展示に、VOLTA12(バーゼル/2016)、VOLTA NY( ニューヨーク/2016)、AISHONANZUKA(香港/2016,13)、TEZUKAYAMA GALLERY(大阪/2014)、AISHO MIURA ARTS(東京/2013,12,11,10,09) での個展、「満ちる欠ける」hpgrp GALLERY TOKYO(東京/2015)、「Japan Now」Inter Alia Art Company(ソウル/2008)、「Casino Royale」SCAI THE BATHHOUTH(東京/2007) への参加がある。
本展覧会のキューレーターを務める。
http://kazumakoike.com/

“Four Pots and Three Figures”(detail) 2016

 

【関連イベント】

「他の方法 展覧会ツアー」
3月10日|金|18:00〜20:00
江之子島芸術の日々2017参加作家による展覧会ツアーを開催。各アーティストが自身の作品について話していきます。
参加費:無料|定員40名・当日先着順
※参加ご希望の方は18時にフラッグスタジオに集合ください。

「カメラと夜歩きワークショップ」
3月11日|土|19:00〜21:00
彦坂敏昭さんと簡易カメラ、写ルンですを片手に夜の街を徘徊しつつ写真を撮っていく謎のワークショップ。
参加費:1200円(簡易カメラ付き)|定員5名

「江之子島を歩くワークショップ」
3月12日|日|15:00〜16:30
長坂有希さんと江之子島の周辺を歩きながら行うワークショップ。
参加費:無料|定員10名

※ワークショップに参加ご希望の方は、必要事項 (ワークショップ名、氏名、人数、ご連絡先) を記入の上、studio@bocode.coへメールでお申し込みください。集合・解散場所はフラッグスタジオです。

 

【主催】A&Lマネジメント(DECOBOCO)
【協力】大阪府立江之子島文化芸術創造センター [enoco]
【協賛】資生堂