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ドイツ同時代演劇リーディングシリーズ VISIONEN Vol.7「いけない、この惑星じゃない!」
Photo:Susanne Schleyer / colourbox.de

ドイツ同時代演劇リーディングシリーズ VISIONEN Vol.7「いけない、この惑星じゃない!」

ドイツ同時代演劇リーディングシリーズ VISIONEN Vol.7 「いけない、この惑星じゃない!」(作:ゲジーネ・シュミット) 原題:”Oops, wrong planet” (Suhrkamp Verlag)

膨大で緻密なリサーチ資料をもとに創作する作家ゲジーネ・シュミット。そうして書き上げられた彼女の作品は、ドイツ国内外で注目を集め、翻訳・上演されています。VISIONENシリーズ7回目となる今回は、自閉症者&アスペルガーをテーマにしたドキュメンタリー作品「いけない、この惑星じゃない」を、大阪の劇団dracomの筒井潤がシュミット氏とW演出で手がけます。

※各公演後に演出家、作家、翻訳家、その他ゲストスピーカーを交えた座談会を開催。
・9/3 ゲスト:山納洋(大阪アーツカウンシル専門委員)
・9/4 ゲスト:くるみざわしん(劇作家、詩人、精神科医)、高橋恵(劇作家、演出家)

ゲジーネ・シュミット
1966年ケルン生まれ。比較文学、新ドイツ文学、演劇学を大学で学んだ後、ベルリーナー・アンサンブル、マキシム・ゴーリキ劇場、ベルリン・ドイツ座といったベルリンの諸劇場でドラマトゥルクをつとめる。2009年からはフリーのドキュメンタリー劇作家、ラジオドラマ作家としてベルリンを拠点に活動し、数多くの賞を受けている。彼女の「普通と普通ではないこと」をテーマにしたドキュメンタリーフィクション作品は、膨大なリサーチ作業を経て書き上げられる。ドイツとトルコの関係を扱った「愛のラップ(Liebesrap)」(2010)、ロシア系ドイツ人の矛盾に満ちた統合経験「ロシア人が来る!(Die Russen kommen!)」、あるいは 「いけない、この惑星じゃない!(Oops, wrong planet!)」(2011)での自閉症的人間の内的視点といった作品もその例である。映画監督/演出家アンドレス・ファイエルとの共作による舞台作品「キック(Der Kick)」(2005)は、映画にもラジオドラマにもなっている。
2015年1月~4月までヴィラ鴨川レジデントとして京都に滞在。

筒井潤
dracom リーダー(代表)。演出家、劇作家、俳優。1971年生まれ。1997年 大阪芸術大学大学院修士課程修了。2007年、京都芸術センター舞台芸術賞受賞。2014年よりセゾン文化財団セゾン・フェロー。dracomでの活動の他、過去には桃園会、Dance Fanfare Kyoto、Dance Box『新長田のダンス事情』、高槻シニア劇団そよ風ペダル等の演出や、山下残振付作品、マレビトの会、KIKIKIKIKIKI、維新派、羽鳥嘉郎演出作品等に出演。TPAM2016コプロダクション「アジアン・アーティスト・インタビュー」におけるインタビュアーとしての活動がYouTubeで公開中。

いけない、この惑星じゃない!
まちがった惑星に降り立ってしまった・・・。自閉症のひとはこの世界をそんな風に感じています。彼らにとって定型発達者(自閉症スペクトラムに当てはまらない人々、いわゆる健常者を指す)の言動は奇異で理解しがたいことばかり。まるで宇宙人のように謎めいた存在なのです。
作者ゲジーネ・シュミットは、4人の自閉症者と自閉症の娘を持つ一人の母親のインタビューを元に、彼らの経験している世界を精確に描写し、ひとつの戯曲作品に仕立てあげています。(2011年 バーゼル劇場初演)

参加を希望される方は以下まで申し込みください。
大阪ドイツ文化センター・文化部 miyuki.nishimura@osaka.goethe.org

問合せ先:
dracom制作部 info@dracom-pag.org
Tel. 090-9629-9214(公演当日のみ)

ドイツ文化センター https://www.goethe.de/ins/jp/ja/index.html