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三つの体、約百八十兆の細胞

「三つの体、約百八十兆の細胞」とは早川祐太、高石晃、加納俊輔の三人のアーティストによる共同制作実験です。三名それぞれが扱う彫刻、絵画、写真という異なるメディウムの混合による制作実験を3年以上に渡り断続的に展開してきました。そこでは、フィックスされた作品の完成よりも、制作プロセスに重点を置くことで、「現象」「造形」「圧縮」という各作家がもつ表現形式を再検証し、更新することを目的としています。

展覧会タイトルの「三つの体、約百八十兆の細胞」とは、制作している三人のアーティストの身体を180兆の細胞の集合(一人あたりの細胞は約60兆)として捉えることで、モノである作品を含めた制作現場全体がひとつの現象となる瞬間のイメージを表しています。

今回、これまでに共同制作した作品、制作のプロセスで発生する様々なもの、またそこから個々の作家により新たに展開させた作品をフラッグスタジオで展示します。

会場:フラッグスタジオ
会期:2018年6月30日(土) – 7月8日(日) ※休館日:7月2日(月)
時間:13時 – 19時
オープニングパーティー:6月30日(土)17時–19時

協力:Maki Fine Arts、HAGIWARA PROJECTS
共催:A&Lマネジメント(DECOBOCO)


早川 祐太|Yuta Hayakawa
1984年岐阜県生まれ。東京都在住。2010年、武蔵野美術大学大学院造形研究科彫刻コース修了。重力や空気、水の表面張力といった「現象」を取り入れ、彫刻やそれらを構成したインスタレーションの作品を制作。ものの所存に触れる試みとしての作品を制作している。
主な展覧会に「U-TURN Projects Rooms by Mercedes-Benz」arteBA (2017、ブエノスアイレス)、「about body」HAGIWARA PROJECTS (2016、東京)、「 i 」 HAGIWARA PROJECTS(2013、東京)、「:No Subtitle」HAGIWARA PROJECTS(2013、東京)、「複合回路Vol.2 早川祐太」 gallery αM(2010、東京)「Re:Membering – The Next of Japan」Alternative SpaceLOOP(2009、ソウル)など。


高石 晃|Akira Takaishi http://www.akiratakaishi.com
1985年神奈川県生まれ。2010年、武蔵野美術大学大学院美術専攻油絵コース修了。階段やテーブルの遠近法を生かした構図や、支持体を切断する手法でイメージと物質の境界を横断する作品を制作している。
主な展覧会に「地下水脈」Maki Fine Arts(2016、東京)、「わたしの穴、美術の穴」スペース23℃(2015、東京)、「シャンポリオンのような人」児玉画廊(2013、東京)など。武蔵野美術大学パリ賞にて、2016年から1年間パリに滞在。


加納 俊輔|Shunsuke Kano http://kanoshunsuke.net
1983年大阪生まれ。京都在住。2010年、京都嵯峨芸術大学大学院芸術研究科修了。写真(を撮る/を視る)を主なメディアとして扱い、イメージと物体の関係性についての考察を軸に、「視る」という体験を捉え直す試みとして平面、立体、映像と多岐の表現形態で展開している。
主な展覧会に「コンストラクション断面」Maki Fine Arts(2016、東京)、「第8回 shiseido art egg『加納俊輔 | ジェンガと噴水』」資生堂ギャラリー(2014、東京)、「VOCA展2017 現代美術の展望─新しい平面の作家たち」上野の森美術館(2017、東京)、「AKZIDENZ」青山|目黒(2016、東京)、「これからの写真」愛知県美術館(2014、愛知)など。