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対談:劇作家デーア・ローアーを迎えて
©Alexander Paul Englert

対談:劇作家デーア・ローアーを迎えて

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《デーア・ローアー氏トークイベント中止のお知らせ》
デーア・ローアー氏が体調不良につき、来日できなくなりました。
これに伴い、誠に残念ではございますが、8月31日(木)にスタジオフラッグにて予定していた対談イベント「劇作家デーア・ローアーを迎えて」を中止とさせていただきます。たくさんの方から参加のお申込をいただいていたところ、大変申し訳ありませんが、何卒ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
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発表する作品が次々と翻訳され、世界中で上演され続けている劇作家デーア・ローアー。日本でもこれまで5作品が翻訳され、大阪では『タトゥー』、『黒い湖のほとりで』、『最後の炎』が関西の劇団によって演出・上演されました。
今回、9月に予定されているTEE東京演劇アンサンブルによる『泥棒たち』の公演に合わせてローアー氏が来日し、大阪でトークイベントを開催します。対談相手としてHMPシアターカンパニー演出家の笠井友仁氏と、立命館大学文学部准教授の長澤麻子氏の二人を迎えて、演出家とドイツ思想・文学の研究者という異なる立場から、ドイツローアー作品の魅力を探ります。

対談:劇作家デーア・ローアーを迎えて

日 時:2017年8月31日(木)19時~20時半 18時45分開場
会 場:フラッグスタジオ http://enokojima.info/access
料 金:無料(要予約)※日独逐次通訳つき
※申込み&問合せ 大阪ドイツ文化センター・文化部(西村) miyuki.nishimura@goethe.de

デーア・ローアー Dea Loher
バイエルン州・トラウンシュタイン生まれ。ベルリン在住。ミュンヘン大学で哲学とドイツ文学を学ぶ。ベルリン芸術大学で上演台本を書き始め、『オルガの部屋』でデビュー。次作の『タトゥー』(92年)、『リバイアサン』(93年)でで演劇専門誌テアター・ホイテの年間最優秀新人劇作家に選ばれる。ミュールハイム市演劇祭では、93年ゲーテ賞(『タトゥー』)と98年劇作家賞(『アダム・ガイスト』)、2006年ブレヒト賞を受賞した。残酷と滑稽、グロテスクとユーモアが交錯する人間のありようを見据える目線、現代詩のようにミニマルでリズミカルな語りでイメージを掻き立てる独特の劇的言語は、世界的にも評価が高く、15カ国語以上に翻訳され、上演されている。2008年『最後の炎』でミュールハイム市劇作家賞、テアター・ホイテ誌年間最優秀劇作家に選ばれた。2009年ベルリン文学賞ほか、演劇・文学分野での受賞多数。2010年『泥棒たち』はベルリン演劇祭招待作品。2011年国際演劇協会ドイツセンター賞受賞。2014/15年にはフランクフルト市東部にあるベルゲン-エンクハイムのWriter-in-Residenceに選ばれている。

笠井友仁(かさいとものり) Tomonori Kasai
1979年生まれ。宮城県仙台市出身。演出家。エイチエムピー・シアターカンパニー所属。NPO法人大阪現代舞台芸術協会理事長。2005年に日本演出者協会主催若手演出家コンクール優秀賞受賞。演出活動を評価されて2008年にTheater Treffen(ベルリン演劇祭)の国際フォーラムに招待された。2014年にローラント・シンメルプフェニヒ作『アラビアの夜』の演出にて文化庁芸術祭演劇部門新人賞受賞。近年の演出作品として、佐藤信作『阿部定の犬』(2015年アイホール、座高円寺)、鶴屋南北原作『四谷怪談』(2016年、ウイングフィールド)、ハロルド・ピンター作『月の光』(2017年イロリムラ・プチホール)などがある。2011年にデーア・ローア作『最後の炎』を演出し、国内三都市で上演した。

長澤麻子(ながさわあさこ) Asako Nagasawa
立命館大学文学部准教授、文化芸術専攻・ドイツ語教員、専門分野はドイツ現代思想。2001年、博士論文「ヴァルター・ベンヤミンの歴史性」で学位取得。2002年—2005年、、ドイツ、スイスに留学。共著『世紀を超えるブレヒト』(市川明他編、2005)、共訳『自然美学』(M.ゼール著、平山敬二他監修、2013)。2015-2016年、哲学とエッセイをテーマに、ドイツ文学文書館(マールバッハ)に研究滞在。論文「哲学とエッセイ(1)」(『立命館文学』所収、2017)を執筆、さらに執筆継続中。2017年3月、「ベンヤミンと言語」と題して日独文化研究所(京都)で哲学講座を担当。2017年1月、大阪ドイツ文化センター主催、EVKKによるデーア・ローアー作『タトゥー』公演の際に、静岡県舞台芸術センター総監督宮城聰氏とともにコメンテーターとして登壇した。